子どもの成長

指しゃぶりはいつからいつまで?歯並びへの影響、心理的な要因とは?

更新日:

 

指しゃぶりは3ヶ月ごろから始まって、5歳ごろまで続く正常な発達の反応です。赤ちゃんのときに吸っていた母乳の名残が習慣的に残っているもので、多くは自然に消失していきます。3歳前後までなら、指しゃぶりをしていることをさほど心配する必要はありません。やめさせる必要があるときは、怒ったり、はずかしめたりするのはタブー。指しゃぶりを忘れるように遊びや関わりで気をそらせ、こどもの自尊心に配慮しながらやめさせていきます。

この記事では、指しゃぶりはいつまで続くのか、やめさせる方法等について詳しく解説しています。

 



指しゃぶりとは

指しゃぶりとは、赤ちゃんのときの吸啜反射(口にふれたものに吸い付く反応)に始まり、母乳や哺乳瓶を吸っていた時のなごりで起こるものです。すでに乳離れしていても、正常な発達の域を超えて習慣的に指しゃぶりをしてしまうことを、「習癖異常(しゅうへきいじょう)」と言います。習癖異常とは、習慣的にからだの部位をいじったり、噛んだりする行為のことです。指しゃぶりの他に、性器いじりや爪かみなどもそれに相応します。

指しゃぶりを心配するパパ・ママも多いのですが、指しゃぶり自体は正常な発達でも見られる行為で、病的なものは少ないといわれています。小さいあいだはさほど心配する必要はありません。ただし、あまりにも長期にわたり指しゃぶりが習慣化されたり、5歳以降も頻繁に指しゃぶりが続いて指に炎症が起きたりしているようであれば、対策が必要です。長期にわたりしゃぶる行為が習慣化されることで、歯並びが悪くなることも報告されています。

おしゃぶりはいつまで使う?歯並びが悪くなるってホント?おしゃぶり卒業のタイミング

おしゃぶりはいつまで使っていいの?おしゃぶりをずっと使うと歯並びが悪くなるってホント?この記事では、 ...

続きを見る



指しゃぶりはいつまで続くの?3歳前後までは正常です

指しゃぶりはだいたい生後3か月からみられ、5歳くらいまで指しゃぶりをする子もいます。およそ3歳前後まで指しゃぶりをすることは正常な発達で、心配はいりません。

 

厚生労働省の調べでは、1歳半で30%、3歳で20%、5歳で10%の割合で指しゃぶりをすることが分かっています。性差はなく、男の子も女の子も平等な割合です。特に、3ヶ月~5歳の子どもは指しゃぶりが多く、多くは赤ちゃんのときからのなごりで習慣化されていることがほとんど。5歳前後にはほとんどが自然に指しゃぶりをしなくなっていきます。

 



こんな指しゃぶりには注意?指しゃぶりの対応

もし以下の注意点に当てはまることがあれば、指しゃぶりを減らしていく対策を考慮したほうが良いでしょう。過度な指しゃぶりの頻度や自傷(自分を傷つけてしまうようなことになること)行為になっている場合、精神的・心理的な原因がある可能性もあります。

  • 指のすいだこ、歯並びに異常がでている
  • 指先や歯など出血や感染がみられる
  • 四六時中指しゃぶりをしている

 



指しゃぶりの適切な対応とは

指しゃぶりは、基本的に無理やり禁止したり、怒ったり、叱責してはいけません過度に問題視しないことが大切です。指しゃぶりの行動そのものをやめさせるアプローチは、逆に指しゃぶり行動を依存的にさせたり、二次的な心理問題が起こることもあります。

 

もし過度な指しゃぶりが見られ、出血や指だこ、日常生活に支障がでるようであれば、指しゃぶりそのものから気をそらすようアプローチしてみましょう。

たいていは時間を持て余したり、ふとした空き時間に習慣化した習癖行動をとることが多いと言われています。本人の好きなことや遊びを積極的に取り入れて、指しゃぶりから気をそらせるようにし、指しゃぶりする習慣から少しずつ切り離してあげることが良いでしょう。

 



指しゃぶりが続きとき、他のママはどうしてる?体験談

投稿してもらった世間のママのゆびしゃぶりの悩み、対策などを紹介します。

 

2歳2ヶ月の男の子:指しゃぶりが不安の表れだったケース

人見知り、場所見知りが激しい息子。

指しゃぶりしてるなーと思ったのが去年の秋頃でした。

始めは歯が痒いのかな?と思ってましたが、家ではほとんどしない。

よく観察するようにしてみたら、決まって幼稚園に行く前後でしていることに気づきました。去年の秋頃からプレ探しのためにあちこち幼稚園に見学に行ってました。
場所見知り、人見知りが激しい息子は行くたびに泣いてたのですが、指しゃぶりはその不安の表れだったようです。もっと早く気づいてあげればよかったなとすごく後悔したのを覚えています。

 

少しでもその不安がなくなるように、行く日の数日前から◯日は幼稚園だよと言い聞かせる。幼稚園ではこんな楽しいことがあるよとプラスのことばかり伝える。お気に入りのハンカチをポケットに入れ、洋服も好きなものを選ばせて行く。帰ってきてからは楽しかったね、どんなところが楽しかった?とお話をする。幼稚園は楽しいところなんだという意識が芽生えるように日頃から話すようにしてました。

そして始まったプレ。心配の方が大きかったですが、とても楽しんでるようで、今では指しゃぶりもなくなり、自分で「早く幼稚園の日にならないかな?」と楽しみにしています。

 

1歳男の子:小児科医「そのうちゆびしゃぶりはしなくなるから、大丈夫」

我が家の息子は、生後3ヵ月になったあたりから指しゃぶりが始まりました。ねんねの時に自分の指をおっぱい代わりにしていたのか、指をチュッチュと吸いながら寝たりすることが多かったです。

絆創膏を貼ってみたりおしゃぶりで紛らわせてみたりしましたが、やはり自分の指が良いようでどれも効果はいまいちでした。無理に辞めさせようとしても、どれも失敗ばかりだったので、そのうちしなくなるだろうと願いつつ、しばらく様子を見ることに。

すると、指しゃぶりは1歳前くらいで自然とおさまったものの、今度は爪噛みが始まってしまいました。ある日、かかりつけの小児科の先生に尋ねてみたところ、「よく、指しゃぶりや爪噛みは愛情不足の証拠だと言われるけれど、全く関係ないよ。そのうちしなくなるから、大丈夫」と優しい言葉をもらい、心が少し軽くなりました。
無理に辞めさせなくても、どの赤ちゃんも時期が来たら自然とやめられると思うので、お母さんが必要以上に気にする必要はないと思います。

 

4歳女の子:長い目で見ることにしました

指しゃぶりをするのは主に眠い時です。

後はテレビやユーチューブを見る時などぼーっとしている時に自然と指しゃぶりをしています。もうそろそろやめさせなければと思い、お姉さんはもう指しゃぶりしないよ、など言葉で注意したりしていますがクセなのか一向に治りません。

一般的に寂しい子が指しゃぶりをするらしくこの子も?と思い心配になります。なのでなるべく寂しい思いをさせないように注意しています。うちの子はミニタオルなどを握りしめながら指しゃぶりするので、今はそのミニタオルを渡さないなどの方法をとっています。そうすると指しゃぶりはなくなりますが、欲しそうな顔を見るとかわいそうになり結局渡してしまいます。時期がくれば治ると長い目で見ています。

 

9ヶ月の男の子:今の瞬間を大事にしながらあんまり気にせず自由に

現在、9ヶ月の息子がいます。産まれたときになかなか寝てくれなくておしゃぶりを与えましたがダメでした。

おしゃぶりもダメなのかと思ってましたがおしゃぶりを変えたら加えてくれておしゃぶりで寝てくれるようになりました。おしゃぶりをしてると出っ歯になるとか歯並びが悪くなると言われてどうしようかと思ってましたが最近はおしゃぶりをしなくても寝てくれるようになりました。

最近は歯が生えてきてむず痒いのか指しゃぶりをしています。特に対策はしていなくてそのままにしています。今よりも酷くなるようだったら相談してみようと思います。日に日に成長している息子を愛おしいと思います。今の瞬間を大事にしながらあんまり気にせず自由にしていきたいと思ってます。

 

11ヶ月の男の子:イライラせず他に興味がうつるまで見守ることが大切

生後2ヶ月頃から指の感覚を理解し始めたのか、色々な物をさわり始めました。ちょうどその頃から親指を口に入れるようになりました。最初の頃は癇癪を起こす時や、思い通りにならない時に指しゃぶりをすることが多かったのですが、次第にずっとしゃぶるようになってしまい、頬によだれがついてそれが原因で肌荒れを起こす事が多くなっていました。

肌荒れがとても心配だったので、指しゃぶりを行ったらすぐ「だめ!」と声を出して無理やり口から出すのですが、子どもも向きになり余計口に入れるという悪循環になってしまいました。

色々試行錯誤して指しゃぶりをしないよう色々なおしゃぶりを買って試しましたがどれも効果がありませんでした。ですが、ハイハイをし始めたり、つかまり立ちをし始めた時期から殆ど指しゃぶりをしなくなったように思います。今思えば行きたいところにいけないイライラや思い通りにならないストレスがあったのだろうと思っています。無理やりやってもダメなものはダメなんだと思うので、イライラせず他に興味がうつるまで見守ることが大切だと思います。

 

 

 



指しゃぶりは3歳前後まで正常な発達段階。5歳までは見守りましょう。

 

5歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりをしていたり、指のケガや出血を伴ってもなおゆびしゃぶりをやめられないときは、指しゃぶりの習慣から気をそらしていくことが大切です。怒ったり、辱めるようなことは逆効果。逆に指しゃぶりを意識させてしまうことになるし、隠れて指しゃぶりを続けてしまうかもしれません。

 

子どもといえど、はっきり人格をもった年齢です。羞恥心や自尊心を傷つけないよう配慮しつつ、指しゃぶりを忘れられるように遊びやゲーム・関わりを日常から取り入れて、気を紛らわせていきます。

 

3歳前後までの指しゃぶりは、発達では正常な反応です。気にせず普通に対応していれば大丈夫です。

 

もし異常なくらい指しゃぶりが続くなら

気をそらせても、5歳をすぎても指しゃぶりが続くようなら、心理的・発達的問題が背景に隠れていることがあります。発達障害などがベースにあるときは、その年齢に応じた適切なケアや対応が異なります。この場合、一度病院や専門機関に相談することが望ましいでしょう。

 

参考

※1:一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト

 

 


子どもの成長に合わせて、
「保険」
見直してますか?



子どもが生まれると、ライフスタイルや収入が大きく変わります。

学資保険や医療保険は特に子ども生活に大きくかかわる保険。しっかり吟味しておきたいところ。

保険は保険会社や契約によって、同じ保障の保険でも、年間数十万の違いが出ることも。

保険の法改正や各保険会社の新しいサービスなどで、自分に合う保険は日々変わります。

だからこそ、定期的に専門的知識がある人に、見直してもらうことが大切。

  【保険ニュース】は、保険商品に精通したファイナンシャルプランナーが、あなたの保障をプロの視点から見直しします。費用は無料。

「毎月の保険料が高い。もっと安くならないかな?」

「そろそろ子どもの将来のために学資保険をかけたいけど、どこがいいのかさっぱりわからない。」

あなたの家族にピッタリな保険、同じ保障でもっと安い保険があるかもしれません。

相談は【保険ニュース】へ。


-子どもの成長
-

Copyright© 子育てうぇぶ , 2020 All Rights Reserved.