子育て制度

「保育園落ちた」の次は「学童落ちた」学童待機児童が1万7000人を超える

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保活が終わって、やっと保育園に入学。卒業したと思ったら、次は学童保育が待機児童だらけ!?

 

 

現在全国の一部を調査しただけでも、2万人近い学童待機児童が発生しています。学童入所の条件が厳しい所もあり、小学校3年生になるまで、学童に入れずすごしたママも・・。

 

学童待機児童とは何なのか。

実際のママたちの声と合わせてみていきましょう。

 



保育園の次は、「学童待機児童」問題が待っている

保育園落ちた日本死ね。

 

一時はデモ活動まで巻き起こした「保育園待機児童問題」。ひとつの匿名ブログを発端に、日本の待機児童の多さは問題として浮き彫りになった。

保育園落ちた日本死ね!!! - はてな匿名ダイアリー - はてラボ

 

そこから育休制度も改正され、最大2歳までの育休・育休手当の支給が決定。保育園不足から「認定こども園」の立案、保育士の労働環境改善など、様々な対策がたてられた。働くママの労働環境は改善されたかのように見えた。

 

小学校に入学してから始まる「学童待機児童問題」について、まだ問題が可視化されていない状態である。現在学童保育の待機児童は1万6000人を越え、もうすぐ1万7000人に上る。

 



学童待機児童の現状

 

共働きやひとり親家庭の小学生を放課後に校内や児童館などで預かる放課後児童クラブ(学童保育)を、定員超過などで利用できなかった「待機児童」は5月1日時点で1万6832人だったことが1日、全国学童保育連絡協議会の調査で分かった。昨年よりも993人増加して過去最高を更新した。共働き家庭の増加で、保育所と同様に学童保育のニーズも年々高まっている。

利用した児童数は昨年比7万1284人増の114万7855人。2015年から4年生以上も利用できるようになったことが大幅増につながった。学童保育の数も過去最多の2万9271カ所だったが、利用希望者の激増に受け皿整備が追い付いていない状態が続いている。

待機児童が最も多かった都道府県は東京で3511人。埼玉が1528人、千葉が1168人と続いた。調査は全1741市区町村からの回答を集計した。

 

引用:待機児童1万6832人 過去最高 共働き増えより

 

Twitterからもリアルな待機児童問題に直面する親の声が。

 

 

ポイント

❓❓学童とは 🖍

学童とは、学童保育の略語で使われることが多い。法律上の正式名称は「放課後児童健全育成事業」。学童保育は仕事などが理由で日中家に保護者がいない子どもを預かる制度。根拠となる法律は、児童の権利に関する条約第18条「締約国は、父母が働いている児童が利用する資格を有する児童の養護のための役務の提供及び設備からその児童が便益を受ける権利を有することを確保するためのすべての適当な措置をとる。」によるもの。地域によって呼び名が違うこともあるが、所管は厚生労働省にある。

 

 

保活が終わってもまだ学童待機児童が残っている

無事保育園に入学することができ、保育園を卒業することができても、次は学童待機児童問題が残っている。人口密度が高い東京、埼玉千葉では数千人以上の待機児童が上がっているが、実際全国で調査を行っていないため、実際はもっと学童待機児童がいることが予測できる。

 

大阪にお住まいの、シングルマザーのまりさん。息子が保育園卒業後、進学した小学校の学童に申し込むと20人以上の待機児童がいた。最終的には小学校3年生になるまで学童には入れず、祖母と同居して子守をしていたそう。

 

「待機児童が21人、申し込みすらできない」学童保育に入れず・・

小学校にあがる一人息子がいます。小学校に上がる前に、学童に申し込むため市役所へ。そこで思いもよらぬ市職員の言葉がありました。

「現在待機児童が21人います。待機児童が空くまでは学童入所はできません。」

小学校1年になったばかりの一人息子に、鍵を持たせて一人で家にいさせるのも怖い。何時に仕事から帰れるかわからない。だけど母子家庭である以上、経済的に仕事をやめることができませんでした。学童に入れるまで祖母と同居し、子どもを見てもらうことにしましたが・・。

「祖母、祖父と同居の場合、学童に申し込むことはできません。祖母・祖父と同居で学童に申し込む場合、祖母と祖父が週4日以上努めている証明が必要です。子どもを保育できない証明がいるのです。」

市職員からさらに思わぬ返答。

市職員の言うことを聞けば、ようは学童に入れるようになるまで、放課後7歳の子どもを一人で家でいさせろ、ということ。学童にも入れない。学童に入れない間、祖母や祖父に子守を依頼すると申し込む権利すらなくなる。どうしたらいいものか。

祖母が同居となれば祖母を経済的に支援することもできるけど、子守だけのために祖母に家まで通わせる祖母の身体的・経済的負担を考えると、別居で子守を依頼するのはいくらなんでも無茶だと思った。別居となると、祖母の家賃や生活費まで負担が大きくなるので。

学童に申し込む権利も、入る権利もない。割り切って学童に入ろうとせず、祖母に頭を下げて同居し、子守をしてもらうことにしました。

 

 

頼れる親族が近くにいれば、子守を依頼することもできる。しかし核家族が増える現代社会、毎日の子守をすぐ依頼できる親がどれだけいるだろうか。

 



小学校1年生に鍵を持たせるリスク

保育園を卒業し、入学した子どもは6~7歳。

最近では小学校低学年で鍵を持ち、家で一人で過ごす子どもも多い。6~7歳の子どもの成長は個人差が大きい。一人で留守番できる子もいれば、できない子どももいる。6歳といえば、まだ状況判断やリスクを把握することは難しい。危険な状況にあっても、自分一人でどう対処すればいいのか、すぐに判断できる子どもは少ない。

 

悪い大人が6~7歳の子どもを騙そうと思えば簡単である。

大人の目の届かないところで、小さい子どもが一人で過ごすことは、火事、誘拐等たくさんの危険がつきまとう。

 

一人で留守番をする時間が長くなればなるほど、そのリスクは増していく。小学生と言えど、学童保育の支援なしでは、フルタイムと子育ての両立は厳しい。

 

 



フルタイムママの子どもが学童に入れないと死活問題

フルタイムで働くママの場合、時短は使えない年齢なので、たいてい帰宅するのは早くて18時前後。学童に入っていない小学校1年生が帰宅する時間は、14時前後であるため4時間ほどの開きがある。

 

この間、学童にはいっていない場合、かぎっ子の子どもは一人で過ごす時間が4時間ほどあることになる。平日の毎日、子どもが放課後一人で過ごすことは危険もあり、精神衛生上も良いとはいえない環境である。

 

 

2018年現在、全国の一部を調査しただけでも、学童の待機児童は1万6000人に上っている。まだ保育園を出たての子どもを、一人で長時間留守番はさせたくない。だが地域によっては学童すら入所できない学校もたくさんある。

 

学童に入れなければ、

フルタイムをやめて、専業主婦やパートになるか。

危険承知で長時間子どもだけで留守番をさせるか。

 

フルタイムで働くママにとって、学童待機児童問題がこれから死活問題になっていくだろう。

 



両親フルタイム労働と子育ては両立できない。制度改革・充実は急務である

今の日本の子育て環境。

保育園待機児童問題、学童待機児童問題、他国と比べて高額な学費や乏しい奨学金制度等、日本の子育て環境の課題はたくさん。まだ日常的に親の見守りがいる小学校低学年くらいまでは、両親ともフルタイム勤務は、現状厳しい状態が、しばらく続くと思われます。

 

大人の目が子どもからはなれることが当たり前になるというのは、子どもの心身の成長にとって良い状況ではありません。いかに大人の見守りが必要な年代の子ども達に、十分な保育環境を整備できるのか。これからの制度改革、充実が急務であることは間違いないでしょう。

 

 

 


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